IDC2017 特設ページ(Daily Reports)
IDCロボコン2017が、8月7日から19日にかけて中国・杭州の浙江大学で開催されます。
日本からは、東京電機大学の学生6名と東京工業大学の学生4名の計10名が出場します。
大会の様子を写真を中心にレポートしていきます。
8月7日
◆IDC2017開幕
IDC2017 in Chinaが開幕しました。今年は、中国・杭州の浙江大学で開催です。
日本からは東京電機大学の学生6名、東京工業大学の学生4名の計10名が出場しています。
開会式が行われ、テーマと競技ルールの発表や、くじ引きによるチーム決めが行われました。その後は、ワークショップルームに移動して、チーム戦略やロボットの機構を検討するブレインストーミングが行われ、ロボットの設計に関する議論が進められています。
8月8日
◆デザインプレゼンテーション
大会2日目。チームの戦略やマシンの構想をインストラクターにプレゼンするデザインプレゼンテーションが行われました。
8月9日
◆製作スタート
製作がスタートしました。3Dプリンタやレーザカッターも駆使して、試行錯誤しながらパーツを製作していきます。
8月10日
◆今年のテーマはSilk Road
IDCでは毎年、開催国にちなんだイメージの競技が設定されます。今年は、シルクロードをテーマにした競技です。詳しく、IDC2017の公式ページに掲載されているルール(http://www.idc-robocon.org/idc2017/contest.html)を参照ください。
8月11日
◆ロボット製作進行中
3Dプリンタとレーザーカッターをフル稼働させながら、製作が進められています。
チームごとに特徴のあるデザインのロボットが製作されています。
フィールドの段差を乗り越えるために、各チームともにタイヤに工夫をしている模様です。
8月12日
◆早くも中間地点
IDCロボコンは10日程度でロボットの設計・製作が行われます。
今日で早くも中間地点を迎えました。ロボットの形が少しずつ見えてきて、フィールドでテストや検討をしているチームも増えてきました。
全体的には少し遅れ気味のように感じていますが、協力して頑張ってもらいたいと思います。
8月13日
◆市内観光
IDC期間中唯一の休日。杭州の人気観光スポットをめぐるツアーが行われました。
西湖の遊覧船めぐり、有名な中華料理店「楼外楼」での昼食、宋城という宋代の町並みを再現したテーマパークで音楽舞踊の観劇をを楽しみました。
8月14日
◆後半への意気込み
今年のIDCは8カ国55人の学生が参加しています。12チームに分かれてロボット製作に取り組んでいます。
大会も後半に突入。参加学生のコメントを紹介します。
内村公紀(ホワイトチーム)
中日を過ぎて作業も慌ただしくなってきましたが、チームの結束は高まってるので、頑張って乗り切りたいと思います。
澤田周作(グレイチーム)
なかなか英語でのコミュニケーションがうまくいかずに苦労する部分が多いですが、親切なチームメイトに助けられながらロボットを作っています。ロボットの製作にかけられる時間は残り僅かですが全力を尽くします。
永淵亘(レッドチーム)
IDCに参加して相手に自身の考えを伝える難しさやコミュニケーションの大切さを学んでいます。後半も精一杯頑張ります。
8月15日
◆動作テストと改良
フィールド上でテストしながら、問題点を検討して、改良が進められています。
段差の乗り越えに苦戦しているチームが多い模様です。
8月16日
◆作業時間も残りわずか
夜9時まで時間を延長して、製作作業が続けられています。
明日の午後には、1チームずつテストランを行い、コンテストの組み合わせを決めるシーティングコンテストが行われます。
8月17日
◆シーディングコンテスト
シーディングコンテストでは、ロボットの不具合や操縦ミスも多く見られました。終了後、時間ぎりぎりまで調整や練習に取り組んでいたようです。
8月18日
◆最終競技会
最終競技会は、「中国杭州低炭素博物館」という科学館のホールで行われました。一般のお客さんも観覧する中で試合が行われ、最終的にAQUAチームが優勝となりました。
来年は、東京での開催です