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ロボット・メカトロニクス学専攻

    コンピュータ・情報工学、電気電子工学、機械工学、制御工学などの基盤技術を相乗的に統合する新たな学問領域の構築を目指します。

教育理念

■ ロボット・メカトロニクス学専攻は、従来個別に研究されていた電気電子工学、機械工学、情報工学、制御工学などの基盤技術を相乗的に統合し、それぞれを組み合わせることでさらに高い能力を発揮させることのできる新たな学問領域を目指しています。

■ 理論・知識を実学として身につけ、高度な技術の創造を通して社会に貢献する、「豊かな教養」と「プロの能力」を兼ね備えた高度専門職業人の育成を目指すとともに、倫理・環境・安全と技術の高度化とのバランスに優れ、国際的な場でリーダーシップを発揮できる人材を養成します。

■ 本専攻では、複数の専門科目を体系的に履修できるコースワークの充実をはじめ、海外教育機関との交流、チーム体制による高度で創造的なものづくりを実施するプロジェクト型の学習など、実学としてロボット・メカトロニクス学を習得できるカリキュラムを組んでいます。

ロボット・メカトロニクス学専攻の3つの柱

[情報駆動システム部門]

  • 環境に適応し、協調性、柔軟性を備えた、人に優しい機械(高度情報駆動機械)の実現
  • システム制御、情報工学などの理論をベースに、ハードウェアとソフトウェアを密接に関連付けた総合的な教育・研究能力を持つ人材の育成
  • 人間の五感と機械の関係に関連した新しい理論分野の開拓

[メカトロニクス部門]

  • メカトロニクスに関連する基礎理論を構築し、情報駆動機械システムの高度化、知能化技術の確立
  • 洗練されたモデリング技術による理論と応用のバランスに優れた問題解決能力の高い技術者の育成
  • 人間と機械のインターフェイス技術に着目した高度なメカトロニクスシステムの実現

[ロボットデザイン部門]

  • 産業上あるいは社会的なニーズを的確に掌握し、近未来のインテリジェントな生活空間に共存するロボット・システムの設計・製作
  • ベンチャービジネスを起業できる素養を持った提案型人材の育成
  • ロボット工学の最先端理論を応用し、社会福祉に限らず、地雷除去技術などの世界平和への貢献