ロボット・メカトロニクス学科では、1年次より実習・設計・製作を含めたプロジェクト形式の「ワークショップ」を開講しています。
具体的な設計課題を通してロボット・メカトロニクスに関するエッセンスと、機械・機構設計のアウトラインを体験的に学ぶことを目的としています。
テーマ:
- 2007年度 ワークショップI 「ロボットフットサル Robot Futsal」
- 2007年度 ワークショップII「トリサイクら TricycleR」
- 2008年度 ワークショップI 「フジヤマ FUJIYAMA」



2008年度 ワークショップⅠ(前期)「FUJIYAMA」
- 概要
2008年度前期のワークショップでは、10cm四方の立方体を2台で協調して移動させるロボットを設計・作成します。
- 本ワークショップの目的
“FUJIYAMA”の設計・製作を通し、以下を学ぶことです。- 工作機械(バンドソー,ボール盤,サンダー)に関する技能修得
- ツール類に関する知識と技能習得
- 基本的なメカトロニクス要素に関する知識の習得
- 基本的な機械要素に関する知識の習得
- グループ実習によるコミュニケーション能力,グループ作業能力の向上
- 作業内容
- 各チーム2台のロボットを設計・作成する。
- 与えられた材料を使用する。
- ロボットはレギュレーションを守る。
- コンテストの運営・協議ルールは、各チームから選出された運営委員会で規定する。
- コンテストの運営も学生主体で行う。
- コンテスト
授業の最終回には、製作したFUJIYAMAのコンテストを実施しました。
コンテストでは、360cm×180cmのフィールド上の真ん中に並べられたいくつかのブロックをあらかじめ定められた位置に移動させ、その得点を競いました。